ミネラルには、それぞれ働きがあります。
カルシウムは、骨や歯を作るのに必要不可欠なミネラルである事は、皆さんご存知の通りです。
亜鉛は、核酸の合成に関係していますし、亜鉛不足は、味覚障害を引き起こします。
ナトリウムは、代謝促進や生理機能に役立ち、不足すると副腎機能の低下、心臓疾患、肝臓疾患などを起こします。
マグネシウムは、カルシウムと同様の骨を作る働きをしますが、不足すると心筋梗塞や腎不全などが起こります。
カリウムは、神経や筋肉の機能を正常に保つ働きがあり、不足すると低血圧や不整脈などの症状が現れる事もあります。
バナジウムは、ナトリウムイオンの調整因子としての作用がある他、糖尿病の治療、動脈硬化の予防など成人病にも効果があります。
また、不足すると糖尿病や発育不全、生殖機能の低下、血中コレステロールの低下などが起こります。
他にも、鉄、リン、銅、マンガン、クロムなど様々なミネラルがあります。